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第八話「ぶぶ漬け、まだどうどす?」

AI紙芝居ドラマ・きょうと座(約3分・音声つき)
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声は端末内蔵の音声合成を使用します。本作はフィクションですが、京都府への愛は実在します。

脚本全文(テキスト版)

京都府民なら思わずうなずく「あるある」を約3分の音声紙芝居にした一本です。「いけず」文化の本当の意味、有名な「ぶぶ漬け伝説」、碁盤の目の道、そして伝統と学問が同居する街の奥深さまでを詰め込みました。

ナレーター平安京から千年以上、都であり続けた古都がある。京都府である。
ナレーター雅な言葉遣いの裏には、独特の作法が隠されている。……らしい。
キョウト京都どす。ようおこしやす。ゆっくりしていっておくれやす。
東京から来た人「いけず」って言葉、よく聞くんですけど、どういう意味なんですか?
キョウト直接は言わへん、ちゅうことどす。たとえば「ぶぶ漬けでもどうどす?」言われたら。
東京から来た人お茶漬け、ごちそうしてくれるんですか?
キョウト……それは「そろそろお帰りやす」の合図どす。ほんまに食べようとしたら、微妙な空気になります。
ナレーターそんな京都には、街の形にも独特のルールがある。
キョウト碁盤の目、言います。東西南北にきれいに区切られた道。「上ル」「下ル」で場所を説明します。慣れんと、絶対迷います。
東京から来た人観光で来る人、みんな道に迷ってる気がします。
キョウトせやから、寺社仏閣はどこからでも見えるように建ててます。……というのは冗談どすが、目印にはなります。
ナレーターそして京都と言えば、伝統と学問の街でもある。
キョウト大学の数、全国トップクラス。学生が多いんで、街全体がちょっと若いです。老舗と最先端が、同じ通りに並んでます。
キョウト抹茶、和菓子、豆腐、湯葉。薄味に見えて、出汁の旨味がぎっしり詰まってます。京都の「薄味」は、手を抜いてるわけやないんどす。
東京から来た人舞妓さんとか、伝統文化のイメージも強いです。
キョウト舞や着物、お茶の作法。一つ一つに意味があって、簡単には真似できません。長い時間をかけて、磨かれてきたものどす。
キョウト千年続いた街には、千年分の理由があります。慌てんと、ゆっくり歩いて、見つけてみておくれやす。
キョウトほな、お待ちしてます。……ああ、ぶぶ漬けは、もう出しません。
キョウト最後に、謎かけをひとつ。京都の「ぶぶ漬けでもどうどす?」とかけまして、上司の「その件、また今度ゆっくり話そうか」と解きます。その心は?
キョウト……額面通り受け取ると、痛い目にあいます。
ナレーターつづく。次回もまた、よんなな座でお会いしましょう。
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